お問い合わせフォームからの迷惑メール対応

2025年5月2日

WEB

日々大量のスパムメールに困っていると相談がよくあります。

お問い合わせフォームからの迷惑メール（スパム）は、企業や個人のウェブサイトにとって深刻な問題となっています。これらのスパムは、自動化されたプログラム（ボット）によって大量に送信され、業務の妨げやセキュリティリスクを引き起こす可能性があります。

迷惑メール（スパム）ってなに？

スパムメールは、ウェブサイトの問い合わせフォームを悪用して送信される不要なメッセージです。これらは、広告、詐欺、マルウェアの拡散などを目的としており、受信者にとって迷惑であるだけでなく、情報漏洩やシステムの脆弱性を突かれるリスクも伴います。

以下の方法で、スパムメールのリスクを軽減できます。

Google reCAPTCHAの導入: フォームにreCAPTCHAを設置することで、ボットによる自動送信を防止できます。最新のreCAPTCHA v3では、ユーザーの行動を分析してボットか人間かを判別します。
必須項目と確認画面の設置: 名前やメールアドレスなどの必須項目を設定し、送信前に確認画面を表示することで、ボットによる簡単な送信を抑制できます。
フォームの名称やURLの工夫: 「contact.html」など一般的な名称を避け、ボットに検出されにくい名前を使用することで、スパムのリスクを減らせます。
IPアドレスの制限: 特定のIPアドレスやドメインからのアクセスをブロックすることで、繰り返し送信されるスパムを防ぐことができます。
フォームの最新化: 使用しているフォームのソフトウェアやプラグインを最新の状態に保ち、既知の脆弱性を修正することで、セキュリティを強化できます。

これらの対策を組み合わせて実施することで、スパムメールのリスクを大幅に軽減できます。ウェブサイトのセキュリティを維持し、正当なユーザーからの問い合わせを確実に受け取るためにも、適切な対策を講じることが重要です。

フォームからのスパムメール・迷惑メールにお困りの場合には、お問い合わせよりお気軽にご相談ください。