2006.12.29(金) 漂着ごみ年々増加 9管本部、環境保全へ啓発活動
 今年5月25日〜7月16日に行われた「海岸漂着ごみ調査」で、県内5カ所を含む日本海側の海岸9カ所で、前年より約2100個多い9393個のごみが回収されたことが、第9管区海上保安本部のまとめで分かった。海岸のごみは年々増加していることから、9管本部は今後も調査を続ける一方、小中学生を対象とした海洋保全教室を開くなど、啓発活動にも力を入れるという。

 9管本部は平成14年から管内の日本海側海岸(総延長約1280キロ)の漂着ごみ調査を実施している。今回の調査地点は、新潟市青山海岸など県内5カ所と、富山県高岡市の松太枝浜海岸など県外4カ所の海岸。職員やボランティアなど約1230人が参加して、各海岸の縦10メートル、横100メートルの調査範囲に漂着したごみを集めた。

 県内の海岸で最もごみが多かったのは佐渡市二ツ亀海岸の1290個。同市素浜海岸736個▽新潟市青山海岸735個▽佐渡市佐和田海岸724個▽糸魚川市筒石海岸353個−が続いた。

 県外では石川県かほく市高松海岸の2691個が最も多く、富山県高岡市松太枝浜海岸1373個▽石川県七尾市観音島海岸1080個▽同県珠洲市粟津海岸411個−だった。

 ごみの種別は、破片や袋などのプラスチックが3547個と最も多く、▽ロープ・ひも▽発泡スチロールの破片▽たばこの吸い殻−の順で多かった。

 海外から流れ着いたとみられるごみは全体の1.7%を占め、昨年より53個増の153個。このうちの63%に当たる96個にハングルの表示があり、韓国・北朝鮮のものとみられる。このほか、中国から45個▽インドネシアから10個▽ロシアから2個−が流れ着いた可能性が高いという。

 日本海側では、石川県加賀市などの海岸に中国製の注射器など医療廃棄物が大量に漂着したり、新潟市の五十嵐浜などにも薬品びんなどが漂着したりするケースが相次いでいる。また、韓国からプラスチック容器が毎年流れ着いており、海上保安庁が対策を求めている。

 同庁のまとめによると、昨年、全国の海岸で確認された漂着ごみは約21万1200個(総重量約67トン)。このうち、18%は発泡スチロールの破片で、ペットボトルやたばこの吸い殻なども目立ったという。

 9管本部は「海の環境保全を、一人一人の身近な問題として意識してほしい」と呼びかけている。
2006.11.29(水) 感染性廃棄物、焼却以外の技術探る――全国産業廃棄物連合会
全国産業廃棄物連合会・医療廃棄物部会は「感染性廃棄物処理方法検討分科会」を設置、感染性廃棄物の新たな処理方法について、その有効性の検証や評価の検討などに乗り出します。これまで感染性廃棄物については焼却で処理してきたが、最近焼却以外の新たな技術を駆使した処理方法で事業を展開する処理業者が現れ始めています。こうした状況を踏まえ、対応を検討するために分科会の設置を決めました。
2006.11.15(水) 在宅医療廃棄物が急増
在宅医療廃棄物が急増 深刻化する処理問題 10年余で3倍に 医師会、全産連部会 対応に乗り出す 「一廃」扱いも市町村の多くは受け入れを拒否
2006.11.15(水) 医療廃棄物をゴミ集積所に捨てる、容疑で医師逮捕 東京
 医療廃棄物を不法に捨てたとして、警視庁は8日、東京都豊島区西巣鴨1丁目の「藤本医院」経営の医師藤本尚資容疑者(52)=板橋区本町=を廃棄物処理法違反(不法投棄)の疑いで逮捕した。

 生活環境課の調べでは、藤本容疑者は今年7〜10月、業者に委託して処理をしなければならない医療廃棄物の注射器やガラスくずなど約5.4キログラムを、医院前のゴミ集積所に不法に捨てた疑い。血液が残っていた注射器もあったという。

 同課は藤本容疑者が93年の開業以来、医療廃棄物約300キログラムを不法に捨てていた疑いがあるとみて調べている。
2006.10.07(土) 医療廃棄物、14府県に2万個漂着 多くは海外からか
 環境省は、日本海や東シナ海沿岸の府県に流れ着いた注射器や薬のびんなどの医療廃棄物が、今夏も2万個を超えたと発表した。漂着が確認されたのは山形県から鹿児島県までの14府県にのぼった。05年は10月末までに15府県で計2万4000個以上が漂着した。

 9月22日現在の集計では計2万187個。県別では福岡県の5348個を筆頭に、長崎県5183個、佐賀県3434個など九州が多かった。昨年1万個余りと最多だった鳥取県は1701個。

 どこで捨てられたかはわからないが、795個に中国語、27個にハングルの表記があり、同省は海外で廃棄されたものが多いとみている。